お知らせ

新年のご挨拶

2023.01.01
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新年のご挨拶

新年、おめでとうございます。
年末年始はゆっくりお休みできましたか。
旧年も大変お世話になりました。

私たち働く者の「暮らす・働く」に大きな変化が訪れています。
エコノミー中心からヒューマニティ中心への地殻変動とも言えます。
人類が「幸せ」に生きていくための新しい社会システムが求められているのです。

将来の子供たちに「未来」をデザインして渡していくことは、「今」を生きる私たちの責任でもあります。
そんな不都合な事実と真実が溢れる世界の中で、私たち労働組合(ユニオン)ができることは何でしょうか。

それは、足下の職場や組織(会社)や地域から世界を変えていくこと。
分断された個人と、便利なシステム世界に、「つながり」や「ヒューマニティ(人間らしさ)」の息吹を吹き込んでいくことではないでしょうか。

周囲を見渡せば、生きる(働く・暮らす)希望を失い、しんどくなってきている人が増えてしまいました。
職場や会社を見渡すと、正しさが溢れ、楽しさが減ってはいないでしょうか。
結果の為の最短コースばかりがもてはやされ、プロセス(寄り道)自体の楽しさを忘れてしまってはいないでしょうか。
いつの間にか同じ山(理念の実現)を登る組織の仲間なのに、
攻(口)撃してしまったり、無関心になったり、ついつい無視してしまうことが増えてはいないでしょうか。
働く者たちが離脱していく組織は、「持続可能(サステナブル)」と言えるのでしょうか。

今こそ、ヒューマニティ組織でアナログチックな労働組合(ユニオン)の出番だと思うのです。

「職場の仲間を誰一人取り残さない~全ての働く者に『居場所』があり、一人一人に『出番』がある組織(職場・会社)づくり」という「組合版SDGs」活動こそが組織内に希望を与え、結果として持続可能性も高めてくれると確信しています。

オンラインやテレワークなどのデジタル世界での「頭コミュニケーション」が増えるほど、思いやりや共感性を引き出す「心コミュニケーション」や場の共体験や思い出共有につながる「身体コミュニケーション」も人には必要となります。

この心や身体コミュニケーション領域を担い、人間本来のやさしさ・思いやり・共感性を引き出すことができるのが、ヒューマニティ組織の「労働組合(組み合い)」に他なりません。

メンバー同士がもっとつながって、宇宙船地球号のオールををみんなで漕いで、未来を拓いていくことが必要です。

2023年が幕開けしました。
不都合なことが多い時代ですが、今年も「職場を明るく、仕事を楽しく、人を元気にする」応援団でいる所存です。
職場や会社の持続可能性を高めること、それが地球の持続可能性を高めることにつながるのですから。

j.union株式会社 
最幸支援責任者(代表取締役社長)
服部 恵祐 

RECRUIT

人をまんなかに、探究と挑戦で、
思いをカタチにし続ける。