転職した際、私はすでに40歳を過ぎていて、かつ、4歳児の子育て中でした。
他の会社にも何社が応募しましたが書類審査の時点でNG。面接に行っても状況を説明した時点で「落ち着いたら連絡ください」と追い返されるばかりでした。
j.unionは、どんな環境の人でも温かく受け入れてくれて、働く場所を用意してくれる。そんな会社だと思います。
j.unionで提供しているシステム商品の開発運用を行っています。
お客様の組合活動をサポートするシステム商品をルールに基づいて安全に運用し、安心してお使いいただけるようにすることが私の役目だと思っています。
そして、どのシステムもお客様のご意見を取り入れながら、定期的にバージョンアップを行っています。
人と人とのつながりが重要な組合活動。システム化できる業務はシステムにお任せいただき、お客様である組合役員には、組合員の方々に寄り添う機会を増やしていただけたらと思っています。
また、遠くに離れた組合員との距離をぐっと縮めることができるのもシステムの役目です。システムを通して、お互いの存在を身近に感じることが組合活動の活性化につながると良いなと思っています。
新しいシステムを開発するためには何年も時間がかかります。
システムを構築することで解決したい問題や目的などを検討し、頭の中で利用される方を想定して何度も何度も利用シミュレーションを行います。システムの設計を行う際も常にお客様の目線で考えることが必要です。そんな試行錯誤を何年も繰り返して完成したシステムですが、ただ完成しただけでは何の意味もありません。お客様にご利用いただくことで、そのシステムの人生(システム生?)が始まります。
実際にご利用いただいている現場の声を聞くと、「あの機能がそんな風に活用されているの?!」と新しい発想が生まれるときがあります。
お客様と一緒にシステムを育てているような、そんなときが一番幸せです。
DXの波は組合活動にまで及んでいます。
単なるIT化がDXではありません。古い何かを壊すこと。DXにはそんな意味も含まれます。
ますます情報技術と現実の融合が進む中で、組合活動と情報技術の融合という観点でベストな商品は何なのかを模索していきたいです。