お知らせ

新年のご挨拶

2024.01.01
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新年のご挨拶

新年、おめでとうございます。
旧年も大変お世話になりました。
年末年始は、ゆっくりお休みできましたか。

労働組合(ユニオン)を取り巻く「働くこと(ワーク)」と「暮らすこと(ライフ)」への
組合員の価値観やスタイルが大きく変化しています。

一人一人の自分らしい働き方や暮らし方がより認められる社会に向かっています。
このことは本当に祝福されるべき社会変化ですが、同時に副作用もあります。
「つながりの希薄化」「相互監視社会の息苦しさ」「孤立化による漠然とした不安感」など働く・暮らすことへのしんどさの増大です。
一見、個人は自由にはなりましたが、持続的な幸せ(Well‐Being)が増えたかというと心もとないのが働く人の実像ではないでしょうか。

コロナ禍で気がついたら、居るのにいない職場、居るのにいない家族、居るのにいない地域社会が増えていませんか。
つながろうとしなくなった地平の先に私たちの幸せは存在してくれるのでしょうか。
やはり、人間は、独りでは、生きられない、と思います。
豊かな人生において、何か画竜点睛を欠いていると思います。
そろそろ「組み合わない」「組み合おうともしない」閉じた働き方や暮らし方に、労働組合(ユニオン)が終止符を打つ時です。
それは、労働組合の未来への確固たる意思と行動にかかっています。

私たちj.unionも、「職場の仲間を誰一人取り残さない~全ての働く者に『居場所』があり、
一人一人に『出番』がある組織(職場・会社)づくり」という「組合版SDGs」活動こそが
組織内を明るく・楽しく・元気にし、組織の持続可能性を高めてくれると確信して行動しています。

労働組織内で積み重ねてきた成功体験だけでは限界もある大転換期ですので、各労働組合(ユニオン)をつなぎ、
各組織内部に埋もれてしまっている無数の実践知や4,700以上の労働組合との取引で一緒に培ってきた
組織運営ノウハウを集積させて共同利用できないかと考えています。
【リレーション・メンバーシップ(RMS)】と言います。

また、多様なユニオンリーダーや組合員同士をユニオンの信用を担保に越境してつなぐことも挑戦中です。
【ReUnion Village(共同・共助・共働・共創を目指すコミュニティ)】と言います。
ユニオンの共有地(ユニオンコモンズ)づくりです。

たくさんの労働組合がつながって触発し合い、まず労働組合が変化を起こすこと(ユニオンシフト)が幸せな未来をデザインするための登竜門です。
その変化は、必ず組合員の働く(ワークシフト)と暮らす(ライフシフト)に良い影響をもたらし、
労使関係を通じてヒューマニティな企業づくり(カンパニーシフト)に寄与し、
持続可能な社会づくり(ソーシャルシフト)に貢献できます。

2024年が幕開けしました。
不都合なことが多い時代だからこそ、今年も「職場を明るく、仕事を楽しく、人を元気にする」応援団でいる所存です。
そのために多くの労働組合(ユニオン)をつなぐハブとなり、
これからの組合員の幸せになるような新しい労働組合(ユニオン)活動を組合の皆様といっしょに創造していきたいと考えています。

j.union株式会社 
最幸支援責任者(代表取締役社長)
服部 恵祐

RECRUIT

人をまんなかに、探究と挑戦で、
思いをカタチにし続ける。